2007年 入社
池田 倫太郎
RINTARO IKEDA
株式会社チャレンジド・アソウ
取締役
大学卒業後、アソウ・ヒューマニーセンターに入社。広島支店へ異動後、広島県から委託された『障がい者雇用創出事業』をきっかけに、障がい者雇用の分野でキャリアを構築。2015年より大阪へ異動し、現在に至る。
障がい者雇用との出会いが
スペシャリストへの道を開く
会社説明会で社長のインパクトに惹かれて入社し、13年目になります。入社翌年の9月に広島へ異動しました。2006年施行の障害者自立支援法をきっかけに高まったノーマライゼーションという潮流の中で、広島県から運営委託された『障がい者雇用創出事業』との出会いが、私にとって大きな意味を持っていました。啓発セミナーやフォーラムの運営、当事者への職場実習あっせんなど、業務は多岐に渡ります。1~2年目はとにかく必死で、3年目になってようやく全体像や課題が見えてきました。
セミナーはいつも盛況で企業もその気になっているのに、実際の雇用になかなか結び付かないのが不思議でした。何とかマッチングしても、退職者は減りません。もっと戦略的な障がい者への就労支援や企業への雇用サポートが必要と痛感し、2012年の夏、私は会社に「障がい者就労移行支援事業の事業化」を提案しました。
翌年の春にはチャレンジド・アソウがスタート。障がい者雇用への実践的な支援を目的に、企業と当事者をつなぐ事業への取り組みが本格化しました。
事業深耕とメンバーの育成が
重要な二大テーマ
広島・福岡に続いて2015年4月、大阪に拠点が開設されたのに合わせ、私も大阪へ異動しました。2020年10月には広島駅前に広島2拠点目がOPENし、2021年早々に大阪市内で3拠点目がOPENします。
多様性・持続性と同時に経済成長が求められる世の中で、働きたい人を社会に送り出し、働き続けられるように、サポートする仕事は、社会課題の解決に直結するニーズのある仕事なのです。
私は各拠点の所属長6名と連携を取り、4名の所属長をマネジメントしながら課題解決やしくみ作りに取り組んでいます。目下の重要課題は会社としての事業スキームを統一し、ノウハウや情報を共有しながら、弊社ならではの強みを確立すること。また、人材育成は最も大切な経営課題だと感じています。
育成に関しては、メンバーに「任せる」ことを大切にしつつ、個々の課題について相談しやすい信頼関係の構築に努めています。私は見かけがとっつきにくいらしく、これは反省点です。もっと気軽に相談してもらえるよう、コミュニケーションを重ねていこうと思っています。
ベンチャー気質が根づいた舞台でさらなるチャレンジに取り組む
自分の提案からひとつの事業が生まれることは、とても光栄なことであり、同時に大きな責任を伴います。年齢や社歴に関係なく、良いアイデアには耳を傾け、事業化への投資をいとわないベンチャー気質が根づいた会社です。仕事を通じて成長したいと思う人には、格好の舞台だと言えます。
私の脳裏には、やっていきたいこと、やってみたいことがたくさんあります。仕事への満足度は100%です。これからも着実に結果を出しながら、自分の可能性にチャレンジしたいと思っています。s