2016年 入社
西村 郁美
IKUMI NISHIMURA
株式会社アソウ・ヒューマニーセンター／北九州支店
主任
国家資格 キャリアコンサルタント
CDA（キャリア・デベロップメント・アドバイザー）
専門学校卒業後、ビジネス系専門学校や大学のキャリアセンターで、就職支援担当としてキャリアを積む。30代になり、将来を考えて正規雇用の転職にチャレンジ。ハローワークの求人票をきっかけに入社。
契約社員から正社員へ
30代の新たなチャレンジ
通っていた専門学校で、学生の不安を理解しながら丁寧にアドバイスする就職担当の女性の姿に、働くことの魅力と意義を感じました。幸い、その学校でスタッフの空きが出たため、彼女を目標に社会人の一歩を踏み出しました。
その後、二つの大学のキャリアセンターでも経験を重ね、キャリア関連の資格を取得。しかしいずれも有期雇用で将来が不安になり、30代になった私は、「実家から通える北九州市勤務の正社員」という条件で転職することにしました。
しかし転職活動はなかなかうまくいきませんでした。ある事務職の面接で、私の履歴書を見た面接官に「これほどのキャリアがあるのに、なぜウチへ？」と問われた私は、満足に答えることができなかったのです。10数年もキャリア支援の仕事をしていながら、自分自身のキャリア構築には弱気な自分に気づかされ、「何のために今まで頑張って来たのか」と恥ずかしくなりました。そこで一念発起し、「キャリア支援の経験と資格が生かせる仕事」という新たな条件を掲げる中で、弊社のことを知りました。
先入観の壁を越えた
社員の声と新たな仕事
私は新卒者の就職支援経験しかなかったため、人材ビジネス業は畑違いと思いこんでいました。ところが、異業種交流会の仲間に弊社社員がいて話を聴くと、「社内の風通しはいいし自由に仕事ができる。みんな仲が良くて、ウチはいい会社よ」と言われ興味が湧き、エントリーすることにしたのです。
現在は、担当部署の事業計画・メンバーのマネジメント、新規開拓と既存先フォローを担当しています。業界大手リロクラブの九州・沖縄エリアにおけるアライアンスパートナーとして、幅広いメニューがそろった「福利厚生倶楽部」への加入を提案する仕事です。
もともとコーディネーターで応募したのですが、面接で「営業をしてみないか」と言われ驚きました。しかし、資格とスキル、地元で培った人脈など、私のポテンシャルを見た上での言葉と受け止め、新たなキャリア構築に挑戦することにしました。今では、その提案と決心が人生のターニングポイントになったと実感しています。
「気づかせてくれてありがとう」という、
前向きな思いに変えて
私は現在、派遣スタッフの管理や調整、請負の管理、企業開拓のほか、大学へ出向き講師としてビジネスマナーの講座も担当しています。
仕事を通して、さまざまな喜びを感じる毎日です。派遣契約が決まる数字の喜び。経験や知識が生かせる喜び。人の縁がつながって仕事が広がる喜び。人から頼られる喜び。そんな数々の喜びを実感しながら、楽しく、明るく、元気に、笑顔で過ごせています。もちろん壁にぶち当たることもありますが、あきらめずに「気づかせてくれてありがとう」という気持ちでいれば、自然に物事は解決します。いつも前向きでいられるのは、やはり風通しの良い社風のおかげでしょうね。